発揮された行動を評価する
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積極性や協調性、責任感などを5段階評価するような能力・行動評価から、発揮された行動を確認するコンピテンシー評価に制度を変更する会社が増加しています。 職種・階層別に望まれる優れた業績につながる行動を認知し、行動指針として示し、発揮された行動を評価します。 達成志向性や分析的思考力といったコンピテンシーが、職務上どのような行動として発揮されることが望まれるのか、上司と本人が確認できる行動指針が必要です。当然、能力・行動評価シートは、職種・階層別に準備されなければなりません。 評価シートを電子化するとともに、コンピテンシー・モデルの分析方法を工夫し、ナレッジマネジメントと連動させ、内容を充実、アップデートすることが求められます。 |
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ナレッジ・データベースの構築
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実際にお客様に喜ばれた行動事例、異なる視点からの分析で新しい顧客ベネフィットが明確化できた事例など、具体的に何をしたことが成果につながったのかをナレッジ・データベースに蓄積し、社内の知的財産として共有したいものです。 もし、行動事例の収集がうまく進んでいないのであれば、能力・行動評価の行動指針に関係する優れた事例を報告し、認知された場合に、社員にポイントを付与するシステムを導入することをお薦めします。 |
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職種・階層別に優れた行動事例が収集されれば、それをベースにコーチングが可能になります。選別の資料にもなります。 データベースから、能力・行動評価の行動指針の見直し、職種・階層別のコンピテンシー・モデルの再構築も可能です。
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